健診のバイトは美味しい内容がけっこう多いです。

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1年くらい前まで健診やクリニックなど単発のバイトをけっこう経験してきました。その中でも楽だったのがある健診のバイトでした。都内の有名私立大学の学生の健診で、血圧測定と尿検査担当をすることになりました。

冬の時期でしたが、温かい室内でゆったり椅子に座った状態で受診者を待ちます。一応、受診者の人数は決まっていたのですが、健診の受付から受診の時間も決まっており、事前に受診者である学生に通達しておいてくれているため、受診者が来たら血圧測定をし、受診者が来ない場合は一緒に担当している他のスタッフと椅子に座ったまま雑談したりしながら次の受診者が来るのを待つというその繰り返しです。

しかも、血圧測定自体も自動血圧計を使用していたため、マンシェットを受診者の腕に巻きつけるところまでは担当者がやりますが、そのあとは自動で測定してくれるので測定が終了した後に文字盤に出た値をただそのまま結果表に記入するだけの簡単な内容でした。その時の時給は2000円で7,5時間の勤務だったので一日、15000円支給されました。尿検査は血圧測定の合間に隣にあるトイレに行ってテステープで検査して、結果をこちらも結果表に記入するだけの簡単な作業でした。

ふたつの検査を掛け持ちしていましたが、ふたつあったとしても今思えば結構、楽な仕事だったと思います。健診のバイトの場合、担当によって時給が変わることはあまりなく、たとえ担当の内容がやや神経を使う採血だったとしても、このような血圧測定や尿検査だったとして同じ時給です。それならなるべく今回のような楽な内容の依頼だと正直、ありがたいです。今回はとっても楽で美味しい内容のバイトでした。ぜひまたやりたいです。

おばあちゃん先生のお手伝いナース!

その小さな内科の医院は古くからの商店街の中にあり、先生はもうすぐ80歳になるおばあちゃん。患者さんも、昔なじみのお年寄りか、その子どもや孫など、地域の顔見知りの方ばかりです。重病の患者さんはおらず、ちょっと風邪をひいたり、健康診断をしたりする時に利用するような医院です。だいたい一日の患者さんは、朝30人夕20人ほど。

看護師の時給は千円にも満たないです。仕事と言えば、おばあちゃん先生のためのカルテを用意や記入、尿検査や血液検査、レントゲンや心電図のセッティングなど。子連れの患者さんがいれば、お母さんが診察の間赤ちゃんを抱っこしたり、注射の時にお子さんが怖がらないように抱いたり。また、おばあちゃん先生は耳が遠く、お歳のせいか同じことを何度も聞き返したり、話したりすることが多々ありました。そんな時はさりげなく先生と患者さんの間に入って話をします。看護師じゃなくてもできるんじゃないか…と思うような職場でした。
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まるで先生専属のお手伝いさんのようです。怒られることも全くありませんでしたし、数名の看護師も、皆のんびりと働いていて仲良しでした。本当にラクなお仕事で、時給もそれに見合って安かったため、看護師としてのやり甲斐があるかと聞かれたら、ハイとはとても言えません。ですが、先生の雰囲気が温かく、患者さんも、半分おしゃべりしに来られているような感じで、診てもらうだけで何となく病気も治ってくるような、不思議な安心感がありました。それがもう何十年と医師をされているベテランの力なのかもしれません。

医療の現場は忙しく、殺伐とした雰囲気になりがちですが、そういう力をそばで見せて頂いて学べたことは良かったなぁと感じます。今思い返してみても、不思議な職場だったと思います。